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なぜ、ドメネクは辞めないの

2009/11/22 11:08

 

私の周囲の日仏の知人、友人に仏代表監督、ドメネク嫌いがけっこう、多い。

今回も、試合後、一人ではしゃいでいた態度が許せない、という人が多かった。試合後、その周囲には選手の姿は見えなかった。監督のご機嫌を損ねたくないコーチ仲間がいただけだった。なにしろ、自分のクビがつながっただけではなく、莫大な報酬も獲得できるので、笑いが止まらないということらしい。

チームの主将、アンリが「汚れた手」の批判を一身に集め、代表を引退するとか、代表の主将を辞めるとか、アイルランドでは、アンリがMをやっているジレットの不買運動の動きがあるなどのニュースが流れ、先輩のジダンやデシャンが、アンリは「いかさま野郎ではない」と弁護する中、そんなことはどこ吹く風、といった感じだ。チームやフランスそのものが他国から批判されようが、自分のクビさえつながれば、それで万事めでたし、という態度が、許せないというわけだ。

そもそも、今回も予選突破ができるかどうかの瀬戸際を招いたのは、彼の責任が大きい。欧州選手権でも予選で敗退した。このときも辞任は必至との声が高まったのに、いつのまにか留任していた。2002年のW杯の時も、代表引退を表明したジダンらが復帰してやっと、予選を突破し、2位になったが、このときも、ジダンらへの国家的ラブコールが高まる中、彼だけが熱心に復帰の要請を行わなかった。ジダンがチュラム、マケレレとともに復帰した結果、やっと決勝戦にまでたどり着いた。ジダンの頭突きも、ほとんど彼一人が走り回っていた苛立ちの結果ともいわれている。

仏メディアや事情通によると、自分の使いやすい選手、つまり、自分のお気に入りの選手ばかりを使うから、他の選手がやる気を失うのだという。監督、必ずしも、元名選手である必要はないし、かえってその反対の場合に名監督になる可能性が高いが、とにかく、現役時代にたいした選手でなかったコンプレックスもあり、実力のある選手をどう扱っていいのかわからないだけではなく、彼らへのいわれなき敵意もあるとか。これは監督の資質としては、最低だ。ユースの監督をやっていたので、自分がお山の大将。若い選手を相手に威張っていられたので、代表監督になっても、このお山の大将の味が忘れられず、試合の全体的な戦略や、勝つための采配より、自分の居心地よい状態を優先しているのだそうだ。

一方で、上の人へのゴマすりが上手い。監督就任も、1998年の優勝監督エメ・ジャケの覚えがめでたかったからだという。確かに、ジャケはドメネクの若手の養成ぶりを認めたのだが、若手が成長したときに、使いこなせないことは想定外だったと思われる。毎回、他の監督なら当然、クビという状態にもかかわらず、クビがつながるのも、フランス連盟会長などへのゴマすりの結果といわれている。辞めさせると高い違約金を支払わなければならないので、辞めさせられないという指摘があるが、高い契約金をサインさせる政治力、つまり、上へのゴマすりがそれだけ上手いというわけだ。

それにしても、こういう人って、企業にもよくいる。

 

カテゴリ: スポーツ    フォルダ: 指定なし

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コメント(8)

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2009/11/22 14:11

Commented by 小バ沢わ さん

長嶋くんが現金に狂人軍を指揮した時代の野村監督のような野球界の憎まれ役ではなさそうだね。今のドメネクは、

でもアンリは、フランスマラドーナになれそうにもなさそうです。そういうのは、面白いです。

マスタ姉さまが最後に「企業にもよくいる。」に唐突に結びつくのも面白いです。→それはそうだろう。

でも企業同様に、社長が駄目でも素晴らしい成功を収める会社が多すぎる。

正義を求める癖がありすぎるマスコミだって、

 
 

2009/11/22 14:13

Commented by 小バ沢わ さん

コンプレックスか、IZA記者が仮想の未知IZAファンのコメント攻めに耐えるだろう。

 
 

2009/11/22 21:49

Commented by dr-k007 さん

産經新聞ではサルコジ大統領や欧州関連の記事の発信ばかり掲載されるパリ支局長の、実はスポーツ好きの側面が見られて楽しかったです。

山口支局長の記事を読むまで恥ずかしながら世間知らずな医師である私は、フランスがかくも移民の国である事を知りませんでした。

その生の感覚が浮かび上がるつぶやきのようなこのブログ、大好きです。

 
 

2009/11/22 22:05

Commented by 小バ沢わ さん

To dr-k007さん

>山口支局長の記事を読むまで恥ずかしながら世間知らずな医師である私は、フランスがかくも移民の国である事を知りませんでした。
>
-----------
余裕が無さ過ぎるな。

 
 

2009/11/23 12:42

Commented by brappi-oggy さん

.
.
………
ん~~。ボクは医者ではないけれど基本的に【dr-k007】さんの心境。
ん~、だけんど~、
≪私の周囲の日仏の知人、友人に仏代表監督、ドメネク嫌いがけっこう、多い。≫から始まるこのブログ、
≪・・・ということらしい。≫ と続き、
≪・・・いうわけだ。≫
≪・・・ともいわれている。≫
≪・・・のだそうだ。≫
≪・・・というわけだ。≫ と、ここまで来る。
で、≪それにしても、こういう人って、企業にもよくいる。≫ んだが、この最後の一文に〝日本の〟が無いのはどうしてだろうか? 海外特派だから日本のことは門外漢?(漢じゃなく女とか姫とか婆とすべきだが…)というか担当外なのか? 言論の権限が与えられてないとか…。
さらに表題の≪なぜ、ドメネクは辞めないの ≫ の一文に文章記号である〝?〟が付かないのは何故か? それも〝…のか?〟と来ないのは何故だろうか? 
≪仏世論調査で“尻たたき禁止法”にノン≫と併せ、解からないことが多い仏。どなたかご解説を。
ん~、仏門に入って座禅でも組むか。
                                   

 

 
 

2009/11/24 19:31

Commented by でぷあ さん

はじめまして。

日本に来る外国人監督でも、こういうタイプは成績が悪くてもなかなか
解任されない傾向にあるんですよ( ̄▽ ̄;)過去にそういう例を嫌と
いうほど見せられてきました。

”若手育成”に定評がある、という触れ込みの監督だったら

怪しい と思ってまず間違いないです。

 
 

2009/11/25 18:26

Commented by brappi-oggy さん

【パリの屋根の上支局】どの。

旧姓カーラ・ブルーニ嬢(現、仏1Stレイディ)の映画出演が既報。WoodyAllenが〝監督〟の、とか。あのスカーレット・ヨハンソンや、かのペネロペ・クルスとかとの競演が期待できるか? ウナ・ブログの気運高まれり。
                            

 
 

2009/12/12 21:56

Commented by ansund-59 さん

S.O.S.

あってはならない事が当たり前に起きてます。

裁判所で偽裁判官が法を悪用し判決を渡し、
不正、不法な手続き、裁判を行ってる、

警察署を偽警官が自由に出入りし、
不正・不当な行為をし、

役所で偽公文書を発行したりなどなど・・
詳細な事は、お手数をかけて申し訳ございませんが、
私のブログをご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/ansund59

 
 
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